松田凌、「常識を超え舞台界から飛び込む」 - ドラマ『男水!』壮行会実施
日本テレビ系ドラマ『男水!』(2017年1月スタート)のプロジェクト壮行会が13日、日テレタワー大屋根広場で行われ、俳優の松田凌、宮崎秋人、安西慎太郎、赤澤燈、佐藤永典、小澤廉、黒羽麻璃央、池岡亮介、廣瀬智紀が登場した。
同作は白泉社・花とゆめ「花LaLaonline」で連載中の木内たつや原作コミックを実写化。高校の弱小水泳部を舞台に、男子高校生たちの青春を描く。メインキャストは主に2.5次元舞台で活躍する俳優たちを集め、同キャストで舞台版も製作する。
松田は「こうやって舞台を中心に活動させていただいている役者さん、本当に魅力的な役者さんが多い」と背景を説明しながら、同作出演メンバーについて「ある種選抜されたメンバーなんじゃないかなと思っているんです」と斬りこむ。「そういった自負を持ってやりたいとは思っていますね。強く、飛び出していく感じで」と熱く語った。
舞台と映像というフィールドの違いについて、佐藤は「稽古や本番で何回もできるわけではないので、1回1回勝負かなと思います。
立ってるだけでも、まばたき一つでもすごく大事で、難しいんじゃないかなと思います」と語る。
また小澤が「監督さんに結構言われたのは、動き方に舞台のクセがついちゃったりとか」と撮影を振り返り「映像向けに気をつけていきたいなと思ってます」とポイントを説明。黒羽も「いやいいこと言った。リアルにね、高校生をやろうぜ! それは伝わるよね」と頷いていた。
この日初めて劇中衣装で現れたメンバー達だが、コーチ役の廣瀬はワイルドな革ジャン姿。これまでは生徒役が多かったため「コーチ役ということは、自分の中でもチャレンジだなという印象」と表した。一方、“オネエ”役で”紅一点”という立ち位置の赤澤は、ピンクのTシャツでアピール。ファンに向かって「皆さんをある種ライバルだと思って頑張っていきたいと思います」と宣言した。
水泳がテーマの作品だが、経験者の池岡はメンバーから「うますぎ」と絶賛され「9年間くらいやってましたね。みんなから褒められたくて、たくさん泳いでます」と笑顔に。また、バタフライを褒められた宮崎は「コーチの方にマンツーマンで教えていただいて、自分でも世界水泳やオリンピックの映像を見ながら今やっております」と、研究熱心な様子を見せた。一方、経験のない安西は「僕は初めて水泳をやったんですけど、水泳というスポーツの面白さ、人間ドラマがつまっていると思います」と、初挑戦という視点からの見所を語った。
最後に松田は、「スマートなことがかっこいい、ということが常識になっている世の中ですけど、泥臭くて熱くてもいいんじゃないか」と語り、「常識を越えていかないと、僕たちが舞台界からいろんなところに飛び込んでいく道は作れないんじゃないかなと思ってます」と熱弁。観客からは大きな拍手が起こっていた。
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