くらし情報『木村拓哉、"不死身"の生き様 - 映画『無限の住人』と「無限の想い」 (5) スタッフが涙…殺陣師の心に残る、海老蔵との壮絶な斬り合い』

2017年5月3日 10:30

木村拓哉、"不死身"の生き様 - 映画『無限の住人』と「無限の想い」 (5) スタッフが涙…殺陣師の心に残る、海老蔵との壮絶な斬り合い

木村拓哉、"不死身"の生き様 - 映画『無限の住人』と「無限の想い」 (5) スタッフが涙…殺陣師の心に残る、海老蔵との壮絶な斬り合い

俳優・木村拓哉が、2006年公開の『武士の一分』以来となる時代劇主演に挑んだ。初タッグとなる三池崇史監督が「キャスティングは運命」と語る通り、木村は吸い寄せられるように『無限の住人』(4月29日公開)に身を投じ、百人斬りの異名を持つ不老不死侍・万次を憑依させた。剣客集団・逸刀流に両親を殺され、敵討ちを渇欲する少女・浅野凛の用心棒を請け負いながら、「正義とは何か」「命とは何か」を投げかける。

1993年から2012年まで漫画家・沙村広明氏が命を削るように描き続けた万次を、木村はどのように体現したのか。「無限」を「時間や時空ということではなく、想い」と捉えていた木村。今回のインタビューでは全6回・約7000字にわたり、本作に対する木村の「無限の想い」に迫る。第5回は「殺陣師の心に残るシーン」を振り返る。

○スタッフの涙が物語る「三池組の魅力」

――先日、殺陣を担当された辻井啓伺さんにお会いしたんですが、これまで数多く手掛けてきたアクションシーンの中でも海老蔵さんとのシーンが印象的だったとおっしゃっていました。
「互いに斬り合っちゃいましょう」と。木村さんにとっては、どのようなシーンでしたか?

ある程度の大まかなところはアクション部の方、辻井さんや出口(正義)

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