2023年7月19日 20:35
横浜流星、窪田正孝とのボクシングシーンやり続け指導者がストップ「このままじゃ死んじゃう」
映画『春に散る』(8月25日公開)の完成披露試写会が19日に都内で行われ、佐藤浩市、横浜流星、橋本環奈、山口智子、瀬々敬久監督が登場した。
同作は沢木耕太郎氏による同名小説の実写化作。不公平な判定で負けアメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤浩市)と、偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾(横浜流星)。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願し、2人は世界チャンピオンを共に目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。
撮影にあたってプロボクサーからの指導を受けた横浜は「まあ、贅沢な時間ですよ。プロの方に見てもらえるので。しかもチャンピオンですからね。この時間を無駄にはしないという思いで挑んで、幸せな時間でした」と振り返る。
空手の経験がある横浜は「格闘家を目指していたので、他の格闘家への敬意は絶対に持たないといけないし、失礼がないようにという思いがあったからこそ、『今までにないボクシングシーンにしてください』というプレッシャーをかけ、それに応えてくださったので本当に感謝してます」