2017年8月25日 08:00
有村架純は、努力型で勘の良さが光る女優 『関ヶ原』ではハプニングを輝きに変えた - 監督は語る
映画監督に、出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回とりあげるのは、有村架純(24)だ。2010年、『ハガネの女』でドラマ初出演を果たし、2013年にはNHK連続テレビ小説『あまちゃん』出演で人気を博す。その後多くのドラマに出演する売れっ子女優で、2017年4月から放映のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』では主演を務めている。
『映画ビリギャル』(15)で、第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞と新人俳優賞を受賞。さらに同作と『ストロボ・エッジ』(15)でブルーリボン賞主演女優賞を獲得するなどの活躍を見せ、最新作となる映画『関ヶ原』(8月26日公開)では、伊賀忍びの初芽を演じる。
○有村架純の印象
最初に彼女に会ったのは、作品ではなくブルーリボン賞の授賞式だったんです。一緒に壇上に立って「うわあ、かわいいなあ」と思い、『ビリギャル』を観て、やっぱりかわいかったですね(笑)。
切り替えの芝居もうまいし、ベタ惚れになって、ヒロインはまず第一に有村さんにお願いしたいという思いがありました。
今見ると、彼女はリハーサルをすればするほど、理解度が深まっていくタイプなんですよね。