2017年10月20日 20:02
『ブレードランナー2049』R・ゴズリングのアイデアをストーリーに多数採用
SF映画の金字塔と言われる『ブレードランナー』(1982年)の続編『ブレードランナー 2049』が10月27日に公開を迎える。本作のストーリーには、新人ブレードランナー・Kを演じる俳優ライアン・ゴズリングのアイデアが数多く採用されているという。メガホンをとったドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、そんなライアンの"ストーリーを作る能力"の凄さを明かした。
ドゥニ監督は「素晴らしい役者であるだけでなく、素晴らしいストーリーテラーなんだ」と、ライアンの知られざる一面を明かす。ライアンといえば、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた『ラ・ラ・ランド』で歌って踊れてピアノも弾けるというイケメンぶりを披露し、世の女性たちを熱狂させていた。そんな俳優としての華やかな演技力が注目される彼だが、実は自身の出演作『オンリー・ゴッド』(2013)をはじめ、これまでさまざまな作品で製作総指揮や監督・脚本を務めるなど、制作者としてもマルチな才能を発揮している。
ライアンは「本作では前作から30年が経過している。だからこそ、登場するのは前作以上に厳しく孤独な世界で、僕が演じるKも複雑さや孤独を十分に知る人物だと思ったんだ」