くらし情報『中村蒼、三島由紀夫の怪作に挑む 『命売ります』初の映像化』

2017年11月18日 16:51

中村蒼、三島由紀夫の怪作に挑む 『命売ります』初の映像化

中村蒼、三島由紀夫の怪作に挑む 『命売ります』初の映像化

俳優の中村蒼が、BSジャパンの新ドラマ『命売ります』(2018年1月スタート 毎週土曜21:00~)の主演を務めることが18日、わかった。

同作は、三島由紀夫の小説を初の実写化。昨年「隠れた怪作小説発見」と銘打たれ重版が進み、30代~50代を中心に26万部という異例の大ヒットを記録した。広告代理店に勤め、経歴、収入など何不自由ない生活を送る山田羽仁男(中村)は、突然自殺を決行したが失敗し、「命を売る」ビジネスをスタートさせる。

「お母さんに殺されてください」と羽仁男に依頼をしてくる高校生・井上薫役に前田旺志郎、羽仁男がよく行く喫茶店の常連客・宮本役に田口浩正、喫茶店のマスター・杏子役にYOU、「裏社会の男と不倫する妻と、寝てほしい」と依頼してきた実業家・岸宗一郎役に田中泯と、実力派キャストが集結する。

同局 森田昇プロデューサーは「三島由紀夫作品とい うことで文芸作品のようなイメージを持たれる方もいると思いますが、非常に観念的でありまた難しいテーマを扱いつつも、極上のエンターテイメント作品であります」と同作について説明。「『命を売り買いする』というショッキングな内容ですが、生と死について臆せず向き合い考えながらストーリーを楽しんでいただければと考えています」

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