2018年11月20日 19:36
木村拓哉、主演映画原作・東野圭吾からの告白に「もうちょっと早く…」
俳優の木村拓哉と長澤まさみが20日、映画『マスカレード・ホテル』(2019年1月18日公開)の完成報告会見に、鈴木雅之監督とともに登場した。
同作は、シリーズ累計275万部を突破した東野圭吾の「マスカレード」シリーズ第1作を実写化。捜査一課のエリート刑事・新田浩介(木村)がホテルマンに扮して、連続殺人事件の舞台として予告されたホテル・コルテシア東京へ潜入捜査を行う。
様々な職業を演じてきた木村だが、刑事役は初となる。「ようやくバトンが回ってきたなと思ったんですけど、クランクインした次の日には、ホテルマンになっていたので」と苦笑。「容姿や所作もホテルマンで。潜入捜査という指令がある。異色だったと思います」と振り返った。
髪型も七三分けで撮影したが、木村が「長澤さんが気に入られて」と明かすと、長澤は「先ほども、『短くしないんですか?』と聞きました」と同意した。
原作の東野は「2011年に刊行したところ、映像化の話が次々に舞い込みました」と会見へコメントを寄せる。新たなシリーズにしたく、イメージを固定されないために「よほどのことがない限り、映像化にゴーサインを出さないように」という方針だったが、今回の企画に木村の名前が挙がっており「激しく迷いました」