水谷豊、監督を経験して初めてわかったこと「役者は大変」
5月10日公開の映画『轢き逃げ-最高の最悪な日-』の完成披露試写会が16日、都内で行われ、中山麻聖、石田法嗣、小林涼子、毎熊克哉、檀ふみ、岸部一徳、水谷豊監督、手嶌葵が出席した。
2017年に公開された映画『TAP-THE LAST SHOW-』で映画監督デビューを果たした水谷豊の監督作品第2弾となる本作。水谷監督が初めて脚本を手掛けた完全オリジナルストーリーの予測不能なサスペンスで、とある地方都市で起きた轢き逃げ事件をきっかけに人間の底知れぬ心情に光を当てる。
本作の主演は中山麻聖と石田法嗣のダブル主演で、2人はオーディションで選ばれたという。中山が「台本を読んで、非常に難しい役柄だなと思いました」とファーストインプレッションは難しさを感じたようだが、「セリフだけではなく、ト書きからも心情が溢れ出ているので、これを映像に残したらどうなるんだろう? という楽しみも同時にありましたね」と振り返った。石田は「台本を読んだ時にとてつもない役が来たなと思いました。監督が水谷さんなので緊張しちゃって、ご迷惑を掛けたと思います」と話した。
水谷監督の演出について中山が「他では見られなかったのが、監督が演じて見せてくれるんです。
目の前で芝居を目の当たりにできたのはすごくうれしかったですね」と水谷監督に感謝し、水谷監督作品初出演の小林も「役者でもある水谷さんが監督なので緊張が止まらない状態でしたが、監督も檀さんも岸部さんも私の緊張を温かく見守ってくださり柔らかく受け止めてくださりました。本当にこの現場で良かったなと毎日感謝しています」と笑顔を見せた。檀も「監督として素晴らしいです! もう世の中の監督さんは見習ってください。決断力があるし絵がきっちりしていて無駄な絵がないんです。完璧だったのでずっとやってくださいね」と懇願した。
本作は水谷自らが脚本を書き記した自身のオリジナルストーリー。水谷監督は物語が出来た経緯を「2本目どうしようかと話していた時に『水谷さんが考えているサスペンスを』という話になり、2日後にアイデアが浮かびました。文字にしたら分かりやすいと言われたので脚本を頼まれてもいないし僕から書くとも言ってないんです。
気づいたら本になっていました」と明かした。監督を務めて分かった点について「カメラの外から見ていると、本当に役者さんって大変なんだな~と分かるんです。その集中力で1日続けるんですよ」と俳優の大変さを間近で目の当たりにしたそうで、「僕が言ったイメージと方向性を伝えると、みんなが映像にしてくれる。みんなの才能がよく分かりました。役者の時には気づかなかったので、やっていて良かったと思いましたね」と新たな発見に満足そうだった。映画『轢き逃げ-最高の最悪な日-』は、5月10日より全国公開。
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