妻夫木聡、5年ぶりに共演した豊川悦司は「お兄ちゃんのような存在」
7月27日公開の映画『パラダイス・ネクスト』のジャパンプレミア試写会が26日、都内で行われ、妻夫木聡、豊川悦司、半野喜弘監督が出席した。
企画段階から10年の歳月を経てようやく映画化にこぎつけた本作は、ダブル主演の妻夫木聡&豊川悦司をはじめ、台湾の人気女優ニッキー・シエなども参加した注目作。台湾を舞台に、豊川演じる島と妻夫木が演じる牧野の前にシャオエン(ニッキー・シエ)という女性が現れ、彼女との運命的な出会いで逃避行だった島と牧野の旅が、楽園を探す旅に変わっていく、というストーリーだ。
本作の舞台となった台湾で6月6日に先行公開された本作だが、日本のファンにはこの日初めてお披露目された。本作の立ち上げから関わっていたという妻夫木は「本当にうれしいですね。監督といっぱいお酒を飲みながらどうしよう、ああしようと、脚本とかのお話していました。お金が集まらないとか(笑)。だから本当にうれしいです」と感慨深げ。
妻夫木とダブル主演を務めた豊川は、半野監督や妻夫木から熱烈のオファーを受けたそうで、「こういう企画は最近なかったし、ブッキー(妻夫木)が音頭を取っていることも含めて僕としてはやりたいと思いましたが、企画を聞いて『成立するのか?』と思いました。