エキナカに続くキーワードは、駅×エンタメ=「エキタメ」!?
近年、駅の商業施設化が進むにつれ、物販や飲食だけにとどまらない、駅に滞在する時間を楽しむことができる「エンターテインメント化する駅商業施設」が増えている。
トレンド総研はエキナカに続く次の駅のトレンドを、「駅」と「エンタメ(エンターテインメント)」を組み合わせた「エキタメ」と命名し、その好例として「東京駅一番街」を取り上げている。
「東京駅一番街」は、4月14日に日本初のお菓子のテーマゾーン「東京おかしランド」が開業し、5年におよぶリニューアル工事が完了。
3月には既にオープンしている「東京キャラクターストリート」に3店舗が新規オープンし、4月には「東京ラーメンストリート」が1周年を迎え、エンターテインメント型のニュースポットとして、また東京観光の新名所として、さらに人気が高まることが予想される。
「東京駅一番街」の最新「エキタメ」スポットは、4月14日にニューオープンする「東京おかしランド」。
江崎グリコ、森永製菓、カルビーの大手3社のアンテナショップが一堂に会した日本初のお菓子のテーマゾーンとなる。
お菓子を作る工程やデモンストレーションを見ながら、出来たて・作り立てのお菓子がその場で購入でき、他では手に入らない限定商品が購入できる“ここだけ”がうれしいエキタメスポット。
「東京キャラクターストリート」は、人気キャラクターのグッズショップやテレビ局ショップなど、全21店舗で構成されるキャラクターショップの一大ゾーン。
2008年3月の開業以来、500万人以上が訪れる人気観光スポットとなっている。
この3月には「ハローキティショップ」など新たに3店舗が仲間入りし、その集客力や話題性がさらにパワーアップ。
いろんなタイプのキャラクターが一堂に集合していることで、パパママにとっては、あちこち行かずに子どもが満足してくれる、格好のお助けスポットになる。
ぐずった子どもも、21ものキャラクターが迎えてくれれば、たちまちゴキゲンに。東京を代表する人気ラーメン店が集結した「東京ラーメンストリート」は、平日でも行列の途切れない人気ゾーン。
現在8店舗が軒を連ねている。
どのお店にも行列ができており、どのお店も甲乙つけがたくおいしいということを示している。
バランスのとれた8店舗をそろえることで、お店にとっては集客力を高め、利用客にとっては期待感を高め、並んで食べたという経験が特別な思い出につながる。
【拡大画像を含む完全版はこちら】