2012年4月28日 00:45
鉄道トリビア (148) 「はやぶさ」「はやて」まぎらわしいのになぜ共存できる?
JR東日本は3月17日のダイヤ改正でE5系を4編成追加投入した。
4月27日からさらに1編成を追加し、合計11編成となった。
デビュー当初、E5系は「はやぶさ」専用だったが、現在は「はやて」「なすの」「やまびこ」でも活躍中だ。
「はやぶさ」と「はやて」は列車名が似ており、「はやて」のE5系投入で乗り間違える人が増えるのではないかと心配だ。
そういえば、かつては「他の列車と間違えやすい」という理由で消滅した列車名があった。
上越新幹線の「あさひ」だ。
長野新幹線「あさま」と間違えやすいという理由で廃止になっている。
「あさひ」は1982年の上越新幹線開業と同時に走り始めた。
当時は速達タイプの列車が「あさひ」で、新幹線の各駅に停車するのが「とき」だった。
「あさひ」の名前の由来は、朝いちばんの太陽が持つ力強さのイメージから。
東海道・山陽新幹線と同様、「光系」「音系」の名前を付けたいという意向があったようだ。
列車名は公募されたが、じつは「あさひ」は18位だったという。
1位は「とき」だったが、2位以下は選考委員からことごとく反対意見が出た。
ランク外の「つばめ」