2012年5月28日 08:45
東京駅丸の内駅舎が完成間近! ドーム内部・ギャラリー・ホテル客室を公開
JR東日本は27日、東京駅丸の内駅舎の内部を報道公開した。
創建時の装飾を再現した南側ドーム部のほか、東京ステーションギャラリーや東京ステーションホテルの客室などが公開された。
東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事は2007年よりスタート。
3階部分やドーム屋根が姿を現すなど、外観はほぼ創建当時の姿に復原された。
グランドオープンは10月1日の予定で、ドーム部、ホテル、ギャラリーの内装工事なども佳境に入っているとのこと。
なお、現在は仮施設となっている丸の内北口が6月3日に、丸の内南口が6月17日に、丸の内中央口が7月1日に、それぞれ使用開始する予定となっている。
ドーム屋根の内部は改札口からも見上げられる予定で、3~4階と天井部分にて創建時の装飾を再現。
今回公開されたのは南側ドーム部で、黄卵色を中心に明るい色彩でまとめられていた。
天井の部分には花飾りレリーフや、大きさ約2.4mという鷲の彫刻が。
4階部分では十二支のうち子・卯・午・酉を除く8つの干支のレリーフがつくられ、各方角に設置された。
南側ドーム部においては、創建当時に設置されたレリーフの中から保存状態の良いものも再使用しているという。