2012年6月6日 19:52
購入のカギは「価格」と「充電設備」~電気自動車(EV)に関する意識調査
情報流通支援サービスのオークネットは、「オークネット.jp」上で、「電気自動車に関する意識調査」を実施。
普段の自動車の利用から、電気自動車(EV)に対する興味・関心、購入意欲を調査し、EVの普及の可能性についてまとめた。
調査は2012年5月1日~21日の間に行われ、モニター数は1,019名だった。
今回の調査によると、普段の自動車の主な利用目的としては、買い物・通勤などの近距離利用(「25km以内」で62.2%、「50km以内」では77.1%)が大半を占め、現行発売されているEVの航続距離はこの条件を満たしている。
しかし、今回の調査ではEVを所有しているという回答は1件も得られなかった。
EVに対するイメージでは「環境に良い」(75.9%)、「音が静か」(61.8%)というEVの特徴があがる一方で、「車体の値段が高そう」(55.5%)、「充電設備がなさそう」(53.1%)といった、EV普及の課題をイメージする消費者も多い結果となった。
EVへの興味・関心については62.8%が「興味ある」と回答し、「興味がない」はわずか7.1%にとどまった。
さらに61.6%が「EVが次回の購入検討対象に含まれる」