新潟県十日町市で織物の町にちなんだ「きものの街のキルト展」が開催される。
「きものの街のキルト展」の開催日は9月15日(土)~30日(日)まで。
時間は10:00~17:00となる。
会場は、十日町市民体育館のほか、市街地の各商店街など街中に展示されるのが特色だ。
展示されるキルトは会期前に募集された作品。
応募者全員のキルトが展示される。
また、高田デザイン企画ルームの「美しい日本の四季キルト展」と題した特設展示も催される。
ヴィクトリアンキルトで知られる園部美知子氏の講習会もあり、リボン刺しゅうのテクニックで作るヴィクトリアンのきんちゃく型ポーチ作りを体験できる。
日時は15日(土)14:00~16:00、場所は十日町市民体育館だ。
定員は11名、講習料は材料費込みで6,000円。
十日町市の着物文化の歴史は古く、1,500年以上前の遺跡から織物の痕跡がついた土器が出土している。
中世から江戸時代にかけて「越後布」と呼ばれる麻織物産業で栄え、その後絹織物に転換した。
現在、十日町明石ちぢみ、十日町がすりは伝統工芸品に指定されており、十日町市の織物を代表するブランドとなっている。