消費増税に備える! 柳澤美由紀の”生活防衛術” (9) 健康保険で”禁煙治療”できるって知ってた? 健康に役立つ「お金の常識」
人生をいきいきと輝かせる三大要素は「健康(からだ)」「お金」「生きがい(こころ)」です。
いずれも若い頃には重要性を気づきにくいものですが、年齢を重ねるにつれて大切なものになってきます。
健やかな身体を保つために、サプリメントや健康器具、健康診断などに湯水のごとくお金を使っている人もいらっしゃるようですが、ちょっと待って! ちょっとあたりを見渡せば、手頃な値段(または無料)で利用できる健康維持に役立つ制度があります。
今回は健康な生活を送るために知っておきたい国や自治体の制度をご紹介します。
みなさんはほんのちょっとの段差でつまずいたり、階段や坂道で転んでしまったりした経験はありませんか?これは身体のバランス感覚、足腰の筋力、足首の柔軟性低下の仕業です。
これらの機能は放っておくと、年齢を重ねるにつれて少しずつ衰えてきます。
特に高齢者の転倒は骨折につながることが多く、それが引き金となって持病が悪化したり、認知症や寝たきりになることさえあるのです。
転ばない身体をつくることは、その後のケガ・病気・介護のリスクを軽減させることにつながります。
無理のない適度な運動を続けていくことが、いつまでも元気で、楽しく、住み慣れた地域で暮らしていける原動力になるといえるでしょう。