2012年9月22日 12:10
フォルクスワーゲン、全長約3.5mのスモールカー「up!」を発売
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは10月1日、同社で最もコンパクトなスモールカー「up!」(アップ!)を全国の正規ディーラーで発売する。
従来の同社ラインナップで最も小さかったのは「ポロ」だが、「up!」は「ポロ」よりも全長が450mmも短い3,545mm。
全幅も35mm狭い1,650mmとなっている。
このコンパクトボディでもタイヤを四隅に配することで室内空間を確保。
同社では、「オリジナルビートルと同様に大人4人と小旅行の荷物を搭載するラゲージスペースを確保した」としている。
ラインナップはスタンダードモデルの「move up!」と、装備の充実した「high up!」があり、「move up!」は2ドアと4ドアが選べる。
「high up!」は4ドアのみ。
エンジンはいずれも999ccの直列3気筒を搭載する。
このエンジンは「up!」のために新開発されたもので、最高出力は75PSと、このクラスではきわめてパワフル。
同時に燃費性能にも優れ、やはり新開発の5ASGとの組み合わせでJC08モード燃費は23.1km/リットルとなっている。
高級車並みの安全性も「up!」