2012年9月25日 20:15
約8割の人が非常食を準備、震災前より2割増加-ウェザーニューズ
気象情報会社であるウェザーニューズは、8月18日から9月5日までの期間中、スマホ向けアプリ「ウェザーニュースタッチ」や携帯サイトを通して災害に対する意識、対策を調査する「減災調査2012」を実施。
19,628名の有効回答データと、2010年に実施した「減災調査」の結果との比較検証を行った。
「非常食はありますか?」と尋ねたところ、「水+食料」が52%と半数を占め、「水のみ」が16%、「食料のみ」が10%、「ない」が22%という結果になり、全体の約80%が非常食の準備ができていることがわかった。
2010年に行った調査項目と比較すると、2010年に非常食の準備ができている割合は60%ほどで、今回よりも約20%少ない。
震災を経験して災害に対する意識が高まり、非常食セットなどの備えを強化した人が増えたと考えられる。
また、非常食を準備している割合を震災の経験別にみていくと、「被災して被害が長期に出た(87%)」、「地震は経験したが被害はなかった(83%)」、「被災しなかった(69%)」と、長引く被害を経験した人ほど、準備を万全にしている人が多い傾向にあることが明らかになった。
「非常食は何日分用意していますか?」