2012年11月5日 11:09
沖縄県の秋ならここ! 地元フォトグラファーおススメの絶景スポット3つ
「沖縄でベストなシーズンは?」。
この問いに対して地元の人なら「秋」と答えるだろう。
そう、秋は台風もないし、蒸し暑くもない。
空気が澄み、星や街の明かりが最も輝いてみえるこの季節。
自然に囲まれてディープな沖縄を体感できる秋のスポットを、沖縄のフォトグラファー新垣誠がご紹介しよう。
沖縄の離島には、こんな伝説が今もたくさん残っている。
昔、南十字星の一等星と北極星が結婚した。
天の神様は、水が澄んで流れのきれいな竹富島の沖合に子どもを産むように教えた。
しかし、許可無く子どもを産んだと激怒した海の神様が、サメに命令して子どもたちを食い殺させてしまった。
子どもたちのなきがらは星の砂となり、海岸を覆いつくした。
心を痛めた島の祝女は、香炉で星砂を燃やした。
煙と一緒に天に昇った星の子どもたちは親と再会し、今の星空ができた。
今でも竹富島の祝女は祈りと一緒に、星砂を燃やしている……。
降り注ぐ星を浴びるような体験をしたいなら、やはり離島までいくのがベストだ。
メジャーな離島や、観光化の激しい離島には、人工の明かりが氾濫していて、伝説もその魔力を失う。
個人的には、沖縄県内でナンバーワンの星空は、なんといっても伊平屋島(いへやじま)