2012年11月21日 11:38
滋賀県長浜市には、ファンならずともうれしくなるフィギュアの館がある!
今やフィギュアは、アニメファンじゃない人でも手にすることがあるだろう。
食べ物や飲み物におまけとしてついてくる「食玩」が普及したからだ。
その食玩を制作している海洋堂が運営するフィギュアのミュージアムが、滋賀県長浜市にある。
早速取材してきた!豊臣秀吉が築いた滋賀県北東部(湖北地方)に位置する長浜市は、北国街道沿いに残る歴史的建造物を活かした「黒壁スクエア」で知られる観光都市である。
「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁・龍遊館」も、名前の通り黒壁スクエアの一角に設けられている。
それにしても、なぜフィギュアのミュージアムがこの地に作られたのだろうか?これについて、運営会社である龍遊館の安藤さんは、「“フィギュア=オタクの趣味”と思っている人が多いので、一般の方にもフィギュアの魅力を知っていただけるよう、観光客が多い長浜を選びました」と説明。
ここの最大の特徴は、常に進化するミュージアムを目指している点。
「日々、新しい展示物を作り続け、作品の入れ替え、企画展などを頻繁に行い、何度訪れても飽きないミュージアムを目指しています」(安藤さん)。
「飽きないミュージアム作り」の工夫のひとつとして、単にフィギュアを並べるのではなく、ストーリー性のある展示をしていることが挙げられる。