2012年12月6日 11:19
鹿児島にはギネス認定された「世界一小さなミカン」がある!?
地元民にとってはなじみのあるものでも、一歩その地を離れると意外と知られていないもの。
今回私、鹿児島出身のライター大矢幸代がご紹介するのは、故郷のとっても小さな「みかん」だ。
鹿児島と聞いてすぐに思いつく代表的なものは、西郷さんに温泉、そして現在も噴火活動を続けている桜島といった感じだろうか?でも、ここ鹿児島で生産されている「桜島小みかん」のことは、ご存じない方も多いと思われる。
「桜島小みかん」はギネスブックで世界一小さいみかんとして認定され、地元では古くから「島みかん」と呼ばれ愛されてきた。
今回、この桜島小みかんについて筆者に教えてくださったのは、鹿児島県農産園芸課の吉冨寿美子さん。
「桜島小みかんは、重さは40~50g、直径5cmに満たないくらいの、とっても小さなみかんです。
糖度が高くて、香りも強いですよ」。
この小みかん、大半が県内の市場に出回るのだが、近年ネットでの直販も増え、少しずつ県外へ進出しているよう。
ちなみに、吉冨さんにおすすめの食べ方を聞いてみた。
「もちろん生でそのまま食べていただくのが一番おいしいのですが、果皮を乾燥させて細かく刻み、うどんやそば、漬物などの薬味として食べるのも、地元ではポピュラーですよ」。