くらし情報『京都府は風水に基づいて設営されている!? 京都散策では鬼門方向にご注意を』

2013年6月24日 11:18

京都府は風水に基づいて設営されている!? 京都散策では鬼門方向にご注意を

京都府は風水に基づいて設営されている!? 京都散策では鬼門方向にご注意を
安倍晴明(あべのせいめい)などで知られる陰陽道で北東の方向は、鬼が出入りする「鬼門」とされ、万事に忌むべき方角と言われている。陰陽道の考え方にそって造営された中国の長安を元とする平安京など、今も京都には鬼門避けのために北東の角をふさいだ建物がいろいろと存在する。そんな京都の街を検証してみたい。

元々、古代の中国では、北東と南西に巨大な敵がいたとされることから、北東が鬼門、そして南西が裏鬼門と呼ばれるようになったとされている。そのことから風水でも、鬼門や裏鬼門に位置する北東や南西に、玄関やトイレなどの水まわりに関するものを設けるとその家では悪いことが起きるとされている。

そもそも1200年以上前に京都に都が設けられることになったのも、風水では背後に山があって、前に海や川といった水がある地がふさわしいという教えに基づいているからだったという。その京都では、個々の建物にも風水の考えが反映されているが、京都全体としても風水に基づいて設営が行われている。

その代表とも言えるのが、平安京の東北に当たる現在の左京区修学院にある「赤山禅院」だろう。
9世紀、表鬼門に当たる場所に皇城の表鬼門の鎮守として祀られたという歴史を誇る寺で、すぐ近くには「修学院離宮」

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