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【コブスくんのモテ男道!】即興芝居の達人に聞いた“会話を盛り上げる極意”とは?

マイナビニュース

ああ、モテたい。人間としてこの世に生まれてきたからには、人生に3度と言わず、常にモテ続け、そして死んでいきたい。周りのモテ人間を見渡す限り、多くが“会話上手”という特徴を持っているように思う(※イケメンに限らず)。会話中、とっさに面白いことを言って場をわかすことができたらどんなにいいことか。明日からできるモテ訓練として、“会話を盛り上げる力”はかなり重要なはず。

即興劇(=台本無しのアドリブで行う劇)の役者さんなら、さぞ盛り上げるのが得意に違いない。そこで、『東京コメディストアジェイ』の人気役者・渡猛さんに、モテの秘策を聞いてみることにした。



『東京コメディストアジェイ』の渡猛さん

――そもそも論ですが、渡さんはおモテになりますか?(笑)

「あの……、「おモテになりますか?(笑)」みたく語尾にカッコワライ付きで聞かれてる時点でもうモテてないような気がするのですが、僕はイタリア人ばりに陽気で楽観主義ですから、こんなことではめげません……(しばらく沈黙して)。
モテます、モテますよ(笑)」

――ああ、よかった、モテるんですね。モテない方に「モテるための会話術」を聞くのは大いなる矛盾ですから。それではさっそく伺いますが、どうやったら会話を盛り上げることができるのでしょうか?

「どうやったらすごく盛り上がる会話ができるか……。一冊本ができてしまいそうなハードルもクオリティも高い質問です。さすがです。僕が今まで生きてきた中でベスト5に入る難問です(笑)。うーん。うーーーーん」

-------考え中。
しばらくお待ちください。-------

「そうですねー。『すべらない話』をたくさんストックしておくっていうのももちろんあると思うのですが、『どうだ!オモシロいだろう!』と自分を主張するよりも、『相手の話をちゃんと聞く&相手のやったことをしっかり掴んで広げていく』のがポイントです。これは即興劇の基本でもあるのですが。そうしていくと、自分がオモシロい話をしなくても、『この人と話をしているとまるで自分が話上手になったように感じる』と思わせることができます。それが会話マスターへの第一歩です。それにプラスして自分のトークも磨きをかければ、話して盛り上がり、聞いて盛り上がりの相乗効果が生まれます」

――なるほど。何も無理して頑張って面白いことを言う必要はない、と。


「そうです。『面白いこと言わなきゃ!』とか『サムい人と思われたらどうしよう!』などとプレッシャーを感じていると自分のことで手一杯になり、相手の話や微妙な空気に気づけず、かなりの確率でサムい人になってしまいます。サムイ人(さむいじん)の出来上がりですね。サムイ人という言葉自体が大分スベッている気がしますが、ここは持ち前の愛嬌で乗り切ります」

――自分から面白いことを発信する、というよりも、軽い気持ちで人にツッコミを入れるなどして、会話をふくらませていくんですね。即興劇ではまさに舞台上で役者さんが会話のキャッチボールをして、場を繋いで、自然に盛り上がって、ということをしていますよね。

「舞台では、普段の会話と同じように、相手役の突然のアクションに対して臨機応変に対応しますからね。ちなみに僕、即興劇をしばらくやらなかった時期にストレスがたまり過ぎて入院したんですよ。やらないと死んでしまうのかもしれません。
生きるためにも、一生やり続けたいと思っています。即興劇のおかげで、どんな場面でも『準備していなくてもなんとかなる』と思えるし、余裕ができて相手に意識的に関われるようにもなりました。だからこれはモテますね(笑)」

モテモテの渡さん直伝、会話を盛り上げるコツは下記の3つ。

【サムイ人にならず、会話を盛り上げるポイント】
☆ 相手の話をちゃんと聞いて掴んで乗っかっていこう
☆ 面白いこと言わなきゃ!などのプレッシャーから解放されよう
☆ 愛嬌があえば多少サムくても大丈夫(のはず)

さっそく家訓としてトイレの壁にでも貼って、実践していきたいと思う。

(朝井麻由美/プレスラボ)

【関連リンク】

『東京コメディストアジェイ公式HP』
今回お話を伺ったモテモテ渡さんは、一番人気の役者さんです。

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