【エンタメCOBS】結婚式より生活充実!? 結婚にかけたい費用の平均値
結婚。二人だけの甘い生活を思い浮かべてニヤニヤしたいところですが……現実社会では、愛情だけでは乗り切れないのが正直なところ。愛情や相性の次に大切なのは、やはり経済的な問題ではないでしょうか。今回は、挙式、新婚旅行、新居、生命保険の4点について、皆さんはどのぐらいの予算で考えているのかを、20代の男女355人にアンケートしてみました!
調査期間:2010年12月8日~2010年12月10日
アンケート対象:COBS ONLINE会員
有効回答数355件(ウェブログイン式)
まずは、女子のあこがれ!結婚式の費用から。
Q1.結婚式の費用はどれくらいを予定している?
100万円くらい……15.2%
200万円くらい……23.1%
300万円くらい……39.4%
400万円くらい……11.6%
500万円くらい……10.7%
「300万円くらい」と回答した人がもっとも多い結果に。出席者の人数にもよりますが、人並みといったところでしょうか。それぞれ理想とする結婚式について聞いてみたところ「結婚式にはあまりお金をかけずに、ひかえめにやりたい」(26歳/男性)、「ドレスアップした写真を撮って、両家で一緒に会食して終わる……のが理想」(28歳/女性)など、男女ともに結婚式にあまりお金をかけたくないという意見が大半でした。小学生だったころ、「結婚式は海外で挙げたい」、「友だちを全員呼んで披露宴がしたい!」なぁんて言っていた友だちが多かったような気がしますが……。
やはり、大人になると事情が変わるようです。
続いては新婚旅行について。
Q2.新婚旅行にはどれくらいのお金をかけたいですか?
10万円以内……5.6%
10万~20万円……10.7%
20万~30万円……13.2%
30万~50万円……33.3%
50万~100万円……30.0%
100万円以上……2.2%
新婚旅行には行かない……4.8%
30万~50万円と回答した人が33.3%と一番多かったのですが、50万円以上出す人も3割を超え、新婚旅行にはお金をかける印象です。一方で、新婚旅行には行かないと答えた人も4.8%でした。気になるその理由は「旅行に行かずに、そのお金で質の良い家具が欲しい」(27歳/女性)ということでした。堅実です。いい奥さんになりそうですね。その堅実さ、今から見習っておきたいです。
はい。
式とハネムーンの次に気になるのは、「新居」。購入するなら、マンション、一戸建て、どちらが良いでしょうか?そしてその予算は?
Q3.新居として購入するならどの物件がいいですか?
新築一戸建て……59.7%
新築マンション……25.4%
中古一戸建て……7.6%
中古マンション……7.3%
Q4.どのくらいの金額を考えていますか?
5,500万円以上……4.3%
5,000万円以上~5,500万円未満……7.9%
4,500万円以上~5,000万円未満……6.8%
4,000万円以上~4,500万円未満……3.4%
3,500万円以上~4,000万円未満……9.6%
3,000万円以上~3,500万円未満……23.4%
2,500万円以上~3,000万円未満……16.6%
2,000万円以上~2,500万円未満……13.2%
2,000万円未満……14.9%
どうやら、「新居を買うなら新築で!」と考えている人が多いよう。価格帯は3,000万~3,500万が中心といったところ。一生もの(それもなかなか大きな買い物)なので、後悔がないようにしたいですね。さて、式や新居もいいけれど、長い結婚生活、これから先にどんなことがあるか分かりません。
あまり考えたくはないけれど、もしも病気をしたり、万が一のことが起こったら……。
愛する妻や家族を守る「十分な備え」をどう準備する?ということで、最後は「生命保険」について聞いてみました。
Q5. 毎月の保険料がいくらぐらいであれば加入を考えますか?
30,000円以上……0.6%
25,000円以上~30,000円未満……0.6%
20,000円以上~25,000円未満……0.8%
15,000円以上~20,000円未満……2.2%
10,000円以上~15,000円未満……4.8%
5,000円~10,000円未満……28.2%
5,000円未満……62.8%
「まだ収入が少ないのでお金をかけられないが、結婚などの転機とともに考えたいと思っている」(22歳/男性)というように、結婚を機にあらためて考えるという意見が多かった生命保険。女性の中には「子どもができたとき、自分に万が一のことがあっても困らないようにしたいので」(27歳/女性)と、やはり出産を機に考えたいという人もいました。大事な家族が増えるたびに、人は変わっていくのかもしれませんね……(ちょっといいこと言ったかも)。
不景気の影響なのか、安定志向な意見が多く集まった今回のアンケート。男女それぞれでも集計してみましたが、それほど大きな違いは見られませんでした。
しかし、貯金についてアンケートしたところ、「結婚資金のために貯金している」という人は7%。少ない!理想と現実の壁は大きい?
(吉住夏樹/プレスラボ)
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