【エンタメCOBS】同居を経て結婚したカップルに聞く! 結婚後の変化とは?
「同居も結婚も紙切れ一枚の違い」というセリフを聞いたことがあります。同居と結婚ってそんなに大差ないものなのでしょうか。同居を経て結婚した人に、恋人時代には感じられなかった変化を伺ってみました。
■「結婚後、相手への思いやりの気持ちを強く持つようになった」(31歳/男性/IT)
「2年の同居を経て結婚しました。籍を入れた後には『この人と一生一緒にやっていくんだ』という気持ちが強くなり、何か問題があっても、『別れようかな』でなく『どう折り合いをつけようかな』と考えるようになりました。相手への思いやりの気持ちもこれまで以上に強くなりましたね。妻も同じことを言っていました」
お互いの人生を背負う……その責任感が、ポジティブな方向に働くと良いですよね。
■「二人で一つ」(27歳/女性/主婦)
「結婚後は何をしても二人で一つの感覚。
きずなも強くなるし、良くも悪くも運命共同体です。配偶者のために頭を下げることもあるかもしれないし、いつかは葬式の喪主を務めるかもしれない。うまく言えないけれど、今振り返れば一緒に暮らしていた時は『個人』と『個人』が共同生活をしていた感覚に近いかも」
結婚してから同居生活を振り返ると、その違いが実感としてわいてきそうですね。
■「家族が増えてうれしい」(29歳/女性/機械)
「母子家庭の一人娘だったので、結婚して家族が増えたのがすごくうれしかったです。義父母も義理の兄妹(きょうだい)も本当の家族のように接してくれて、実の母にも安心してもらうことができました。同居は二人だけの世界だけど、結婚したら身内が増える。相手の家族に受け入れられた瞬間、結婚したことを実感しました」
周りの家族が幸せになれる、それも結婚の良いところなのかもしれません。むしろ同居は親に心配をかけるほうが大きいのではないでしょうか。
■「相手に何かあったとき、一番初めに連絡が来る」(36歳/男性/金融)
「彼女が事故に遭って入院したとき、まだ結婚前だったために、面会すらさせてもらえないということがありました。すごく悔しくて、そこから結婚を現実的に考えるようになりました。今では、妻に何かあったら僕に一番初めに連絡が来ます。安心感が違います」
緊急手術時の書類も、ただの恋人じゃサインができませんよね。どんなに愛していても、夫婦じゃないというだけで、相手の死に目に会わせてもらえないことだってあるかもしれません。それってすごく悲しいと思います。
続いて、結婚後に感じた「良くない変化」も紹介します。
■「妻の小言が増え、家に帰るのがおっくうに」(28歳/男性/不動産)
「同居中は比較的お互いが自由にやっていたのですが、結婚したとたんに帰宅時間やお金の使い方、仕事についてなど、毎日のように妻が小言を言うようになりました。
妻はそれが自分の役目と思っているのかもしれないけど……。同居中は家に帰るのが楽しみだったけど、今はおっくうになってしまいました」
結婚すると、今まではオブラートに包んで話していたお金のことなども細かく話す機会が増えそう。居心地の良い関係を築くには、小言の言い過ぎは厳禁ですね。
■「お互いに相手に愛される努力をしなくなった気がする」(26歳/女性/教師)
「安心しきっているからか、お互いに相手に愛される努力をしなくなった気がする。主人は結婚後さらにぐうたらになったし、私も身だしなみをあまり気にしなくなってしまったかも。それはそれで楽だけど、あまり良いことじゃないですよね」
愛される努力、愛し続ける努力……。そんなことしなくともお互いが深い愛情を持って生活できるのが一番なんですけどね。
同居生活と結婚生活に違いを感じている人は多いようです。
結婚するなら、お互いの良い面も悪い面もすべてを受け入れる覚悟で臨みたいものですね。
(桜まゆみ+プレスラボ)
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