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【コブスくんのモテ男道!】「ウォシュレット」の正しい使い方は?

マイナビニュース
現在、一般家庭にもかなり浸透してきている感のある、「ウォシュレット」。しかし、自分にぴったりの使い方が分からない人や、購入を検討しているけど選ぶポイントが分からない、という方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、TOTO株式会社の広報さんに、お話を伺いしました。

――ひと昔前まではお金持ちの家にあるイメージでしたが、今はだいぶ普及していますよね?

そうですね。内閣府の調査では、昨年3月の調査で、一般家庭での普及率が70.9%になっているそうです。弊社では1980年の発売開始以来、すでに累計出荷台数が3,000万台を突破しております。

ちなみに、「ウォシュレット」は弊社の登録商標ですので、一般名称としては、「温水洗浄便座」と言うんですよ。

――えっ!?それは知りませんでした(汗)セロハンテープや食品用ラップの某有名商品みたいな感じだったんですね。
では、正しい使い方というのはあるのでしょうか。

こうしてください、という使い方があるわけではないのですが、長時間の洗浄や洗いすぎにご注意いただきながら、お好みでお使いいただければと思います。局部の治療・医療行為を受けている方は、念のためお医者さまにご相談ください。

基本的には、紙でふく代わりにシャワーを浴びてサッパリしていただき、その後、温風乾燥機能で乾かします。

一部、用足しの際に便意を促進させるために使うという方もいらっしゃるそうです。

――個人的に、あまり温風機能は使わないのですが……。

そういう方もいらっしゃいます。温風乾燥機能が付いてないタイプもありますし、洗った後に温風だけで完全におしりを乾かすには多少時間がかかりますので、トイレットペーパーと温風を使い分けている方もいるようです。


紙と温風乾燥機能の両方を使う場合は、1:シャワーでおしりを洗う→2:トイレットペーパーで軽く水気を取る→3:温風機能でサッパリと乾かすというのがいいでしょう。

――なるほど。でも、水温や水圧は、どのメーカーでもいろいろ調整できますよね。商品を選ぶ際は、何を基準に選んだらいいのでしょう?

案外知られていないポイントとしては、おしり洗浄のときの、水の出し方の違いがあります。これは各メーカーの特長が現れやすいところで、お客さまの中でも、「このメーカーのこの洗浄方法が好き」とこだわって購入されることもあるようです。もちろん、一つの商品の中でもいろいろな洗浄方法があります。

例えば、弊社の代表的な洗浄方法は「ワンダーウェーブ洗浄」で、水玉でしっかり洗うというもの。水玉を連射するようにして水を出しています。
ただ、洗浄の強弱はお好みがありますので、「おしりソフト洗浄」といった、旋回流で広い範囲をやさしく洗う方法も搭載しています。

――そんなこだわりがあったとは!最近のトイレは何だかすごいですね。自動でフタが開いたり洗浄機能がついていたりもしますし……。ほかに、最新の機能というのは、どんなものがあるのでしょうか。

弊社が今年2月に発売した新商品では、除菌効果のある水を便器内にふきかけて、便器の輪じみや黄ばみを抑制してきれいを長持ちさせる、といった機能がついています。

まず入室時に水道水のミストを吹きつけて汚れをつきにくくし、使用後には除菌効果のあるミストを便器にふきかけ、同時にノズルも除菌効果のある水で洗浄します。また、待機中も8時間ごとに自動で除菌効果のある水をふきかけますので、きれいな状態が長持ちするようになっています。

――すごい!でもそんなに高機能だと、電気代とか水道代とか……。


最近の商品は省エネにも優れていますので、快適性を保ちつつ、できるだけ電気も水道も少なくてすむようにどんどん進化しています。省エネはどのメーカーも力を入れているところの一つだと思いますので、選ぶ際にもぜひ注目してください。

――ありがとうございました。

TOTO株式会社
1917年創業。トイレや洗面器などの衛生陶器で、国内で第1位のシェアを誇る。温水洗浄便座の代表格「ウォシュレット」は、ボーイング787を始めとする飛行機や豪華客船、南極の基地などでも採用されている。http://www.toto.co.jp/

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