【エンタメCOBS】一人暮らしで良い点・悪い点
調査期間:2012/1/18~2012/1/21
アンケート対象:マイナビニュース会員
有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)
【一人暮らしの良い面は、どんなところ?】
■「自由」が一人暮らしの最大の魅力
「生活リズムを家族に合わせなくていい」(31歳/女性/神奈川県)
「夜中にコンビニに行くにしても、家族を起こさないように気をつかったりするとなく、何の気兼ねもなく出掛けられる」(28歳/男性/東京都)
圧倒的な票数を獲得したのは、「生活スタイルを自由にできる(702票)」。
お風呂や食事の時間など、自分の好きにできるのは楽チンですよね。ほんのちょっとしたことでも、誰かと同居だと、気を配らなければいけないことは多いものです。
「一人暮らしの人は、自分仕様の部屋にできるのがいいなと思う」(29歳/女性/兵庫県)のように、「インテリアを自由にできる(257票)」のも一人暮らしならでは。自分の部屋だけでなく、玄関やキッチン、お風呂なども、お気に入りでまとめることができますね!
■一人のほうが何かと便利なことも……
「一人になりたい時、一人暮らしだと本当によい」(28歳/女性/東京都)など、「一人の時間がもてる(491票)」にも多くの票が集まりました。
また、「友達や恋人を呼びやすい(437票)」のも一人暮らしの魅力。
「一人暮らしの後輩は、自宅を交流のためのツールとして最大限に利用。友達や彼女をよく招いている。一人暮らし経験のない自分にはそういう発想がなかったので、とてもうらやましい」(29歳/男性/神奈川県)
■親と距離をとることができる
続いては、「親に小言を言われなくてすむ(305票)」。
「『早く~しなさい』と言われないこと!うれしかった」(24歳/女性/大阪府)と、羽を伸ばしている人多数。
うるさく言ってくれることのありがたさもありますが、ストレスになることもありますもんね。
また、「物理的な距離をとることで、自分の心に余裕ができたのか、過干渉だった親と冷静に付き合えるようになった」(24歳/女性/神奈川県)のように、家族との関係が良くなったという人も。
そのほか、「家事やお金の管理ができるようになった」、「親のありがたみが分かった」という意見も多く寄せられました。
【一人暮らしで悪かった点】
■病気のときに困る
一人暮らしの利点を多く挙げた人も、「これだけは……」というのが、「病気になった時に困る(516票)」という意見。
「病気になった時に、薬を買いに行ってくれる人やご飯を作ってくれる人がいないのが困った」(28歳/女性/大阪府)
「39度の熱が出て嘔吐(おうと)が止まらなくなった日があったが、犬が散歩をせがむのでふらふらの状態で散歩に行った。途中で倒れてしまい、一人暮らしがつらいと心から思った」(25歳/女性/兵庫県)
近くに家族や友人がいなければ、どうにもできず大変ですよね。さすがに熱があるときに散歩は行かなくてもいいんじゃないかと思いますが……。
また、「ネットショッピングをよくするが、受け取りが大変」(31歳/女性/神奈川県)など、「一人だと不便なことがある(516票)」を挙げた方も多数。助け合える相手がいないのは、ちょっとしたことでも困ることがあります。
■食事の用意や洗濯・掃除……
「お菓子がご飯がわりになり、肌が荒れまくった」(25歳/女性/福岡県)というのは極端かもしれませんが、「食生活が乱れた(459票)」という人が続出。一人分を作るのは面倒で、どうしても外食やお総菜に頼ってしまいがちです。
「一人で仕事と家事すべてとをこなすのは、やはり大変。
マジメに家事をすると、平日の仕事後の時間はほとんどなくなってしまう」(29歳/男性/東京都)と、「家事が思ったより大変(405票)」を挙げた人も。
■そのほか
「女性なので夜遅くの帰宅時は一人だと怖い」(25歳/女性/神奈川県)
「ゴキブリが出たときに、対処できなくて途方にくれた」(28歳/女性/東京都)
「起こしてくれる人がいない」(23歳/女性/兵庫県)
「一人だと話し相手がいない。愚痴だけでなく、趣味や娯楽の話もしなくなるので気分転換しにくくストレスがたまる」(28歳/女性/京都府)
良かった点に比べ、悪かった点の「そのほか」は、非常に多様な意見が飛び出す結果に。一人暮らしをしてみて初めて気づく、意外なことに困った人は多いようです。
ちなみに今回のアンケートで面白かったのは、「良いところはない」「悪いところはない」の両方にチェックを入れた方も多かったこと。
たしかに、「自分ですべてをやらなければいけない」という点一つをとっても、「家事が覚えられてよかった」という人もいれば「生活が乱れた」という人もいます。
一人暮らしそのものが良いとか悪いとかではなく、その生活環境を生かして有意義に過ごすことが大事なのかもしれませんね。
(島田彩子)