【エンタメCOBS】ラップとティッシュの意外な共通点
食品を電子レンジで温める際に重宝する「食品包装用ラップフィルム」、そして花粉症や風邪の時に活躍する「ティッシュペーパー」。
この2つは、どちらも薄い形状をした日用品ですが、その使い道や素材はまったく異なります。しかし、それらの誕生秘話には意外な共通点があるのです。
そこで今回は、この2つの意外な共通点についてご紹介したいと思います。■ ラップフィルムの豆知識
そもそも、「食品包装用ラップフィルム」は何から作られているのでしょうか。
メーカーによって違いはありますが、現在主流となっているのは「ポリエチレン」や「ポリ塩化ビニリデン」という素材です。
これらの素材は一般的に酸やアルカリに強く、また熱にも比較的強いため、食品を保存するのにも向いています。
ただし、経験した方も多いと思いますが、油を多く含む食品を電子レンジ等で温める際には、油が高温になり、ラップが溶けてしまうことがありますので注意が必要ですね。
ちなみに、食品包装用ラップフィルムを代表する「サランラップ」ですが、これはアメリカのダウケミカル社と旭化成ケミカルズ社が共有する登録商標です。
■ ティッシュペーパーの豆知識
ティッシュとは元々フランス語で「織物」