【エンタメCOBS】制汗剤の使いすぎは体によくない?
残暑も厳しく、まだまだ出番の多い制汗剤。最近では、夏に限らず、匂いを気にすることから、一年中使用している人も。
しかし、使いすぎると効果がなくなるとか、肌に悪いのでは?などの心配も聞きますが、実際のところはどうなのでしょうか?
ビューティ&ダイエット編集部が調べてみました。
基本的に、皮膚にトラブルがなく、使用上の注意を守って使用しているなら、とりたてて心配しすぎる必要はありません。
ただ、最近になって、乳ガン組織の検査で必ずといってパラベンが発見されるということが公表され、研究者らの間で、制汗剤などに防腐剤として多用されているパラベンが胸に近い皮膚から吸収されることで、乳ガンを誘発する可能性があるのではとする見方もあるようです。
これに対し、多くの化粧品メーカーが、「適切に使用すればパラベンは問題ない」とするコメントを発表しており、いまのところ乳ガンとの関連性を実証するには至っていません。
ほかにも、制汗剤に使われているアルミニウム塩について、健康上問題だとする否定的な意見も多く見受けられますが、これもまた確信的なデータは得られていないのが実情です。
とはいえ、もし制汗剤を毎日利用し、なおかつ、汗をかかないように水分摂取まで制限していると、汗と一緒に体外に排出されるべき毒素が体内に滞留しやすくなるといった問題が懸念されます。