2012年12月2日 14:30
【エンタメCOBS】難しい小学校の算数の話 つるかめ算って何!?
中学受験をした人はご存じでしょうが、入試に出てくる算数の問題は激難(ゲキムズ)です。小学校では代数を教えないため、それ抜きで解答しなければならないからです。うなされそうな算数の問題をご紹介します。
小学校の算数は、中学以降の数学より難しいのではないでしょうか(笑)。みなさんが、もうすっかり忘れてしまったであろう算数のイヤ~な問題です。
■イヤな文章題の代表「つるかめ算」
●例題
鶴と亀が合わせて14匹います。足の数は合わせて40本です。鶴は何羽、亀は何匹でしょう?
小学校の算数の文章題の「嫌なヤツ」と言えばこれです(笑)。
「何匹でもいいじゃんか!」と思わずつっこんでしまいそうです。鶴をx、亀をyとして方程式で解けばすぐできるんですが、小学校なのでそれはできません。さあ、あなたは解き方を覚えていますか?
●解き方
足の本数の差に注目します。14匹全部が鶴だと仮定すると、14羽 ×2本 = 28本で、足の数は28本のはずです。しかし、足の数は40本です。40 - 28 = 12本。12本多いのは、その分亀がいるからですから、亀と鶴の足の本数の差(2本)でその多い分を割ってやれば、亀の頭数が出るはずです。