2019年5月6日 18:00
美しいランジェリーと出会って、わたしは自由になった
「ランジェリー」。日常には溶け込みにくいその響き。美しくもあり、少し妖しげでもある。DRESS読者の女性たちは、ランジェリーを存分に楽しむことのできる大人の方々だと思います。
甘美な喜びを体験してしまうと病みつきになる。少々中毒性のある、身に着けられる美しい芸術。そんなランジェリーにどっぷりとはまってしまった私。ランジェリーとの出会いから振り返ってみました。
■美しいランジェリーとの出会いは、ドラマのワンシーン
それは、私の目にいきなり入ってきた。明るい自然光、揺れるカーテンと動く体。その体を包み込む白い布はなんだろうか。当時、私が知っていた言葉だと「下着」である。
それは生成りではない。白。ホワイト。素材は綿なのか絹なのか。
布自体が生きているかのように、しなる体を追いかける。目が離せない。さわりたい。追いかけたい。ほしい。
テレビドラマのその場面は、大学生だった私にとって、美しく生々しく衝撃的で、エロティックさだけではない、生きる力の塊のようなものを感じさせた。
下着自体が生きているかのような、挑戦的で印象的な、実に美しいランジェリーだった。私は、その白いランジェリーの美しさに心を奪われてしまった。