趣里と菅田将暉が現代の若者たちを演じたラブストーリー『生きてるだけで、愛。』をチェック
そんなある日、寧子がいつものように家で寝ていると、突然、かつて津奈木と付き合っていたという安堂(仲里依紗)が訪ねてくる。
寧子と別れさせて、津奈木を取り戻したい安堂は、寧子が津奈木から離れても生きていけるようにと、なぜか寧子の社会復帰を手助けするという。
寧子は、安堂の紹介で半ば強制的にカフェバーでバイトを始めることになり……。
◼︎主演ふたりの熱演に注目
本作の主人公・寧子(やすこ)を演じるのは、TVドラマ『ブラックペアン』のクールな看護師・猫田役も記憶に新しい趣里です。
俳優の水谷豊を父、女優の伊藤蘭を母に持つ趣里。
独特の雰囲気と個性を持った彼女が、鬱で過眠症というヒロイン・寧子を繊細な危うさと、感情豊かな力強さで見事に演じている姿は必見!その圧倒的な存在感から、今後の活躍が楽しみです。
そして寧子の恋人・津奈木(つなき)を演じるのは、若手人気俳優の菅田将暉です。
社会や仕事への不満を抱えながらも、優しさと無関心がない交ぜになった男の存在感を、いつもより少し大人な表情と包容力で演じています。
閉ざされた心情と生き様を抑制の効いた芝居で魅せる様からは、不器用ながらも真っ直ぐな男の色気を感じます。