くらし情報『秋冬の白は「真っ白じゃない白」がなじみます』

2018年11月26日 11:30

秋冬の白は「真っ白じゃない白」がなじみます

黒やグレーなどどうしても暗い色の服が多くなる秋冬。スタイリングに白をうまく取り入れたいものですね。

私は今秋はじめに、このウィムガゼットの硫化染めベイカーパンツを見つけて、大活躍させています。

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このパンツのいいところは「真っ白」ではないこと。

硫化染めとは、コットンの染料によく用いられる硫化染料(サルファー染めともいいます)を用いた色加工のことです。

私たちが一番よく目にするのは、ブラックジーンズの加工です。アタリ(経年変化に見える部分)が、ちょっとグレイっぽく見えますよね。そのおかげで新品の真っ黒なデニムが、長年穿き込んだものに見えるわけです。


その染料を用いた加工が施されているため、このコットンのベイカーパンツは少しグレーがかって見えるのです。

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蛍光灯のように青みを帯びた真っ白な服は、どちらかというと明るく強い光の春夏向き。秋冬の白は寒々しく見えないように、ほんのり黄みがかったはちみつ色や、オフホワイト、または少しグレイの入ったくすんだ白などが、他の服となじみやすく温かみが出ます。

写真のスタイリングでは、「真っ白でない白」が入ったチェックのストールを重ねて、冬のほっこりコーデにしてみました。


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ベイカーパンツ:ウィムガゼット
タートルセーター:ドロワー
ストール:ZARA

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