現代陶芸家と、北欧デザインショップが生んだ「香炉」
加熱皿の裏に「白金触媒」を仕込み、キャンドルの熱で間接的に熱することで、タバコやアンモニア、ホルムアルデヒドなどの臭いを取り除いてくれる。一方で加熱皿の上にはアロマオイルや茶葉、コーヒー豆など好みの香りを放つことができる。
香りを広げ、空気の臭いを取る。温かい空気と冷たい空気の動きを利用して、一見矛盾している2つのことが同時にできるのだ。空焚きも可能、また水を張ってプチ加湿もできる。
そしてもう一つが癒しの効果。夜の長い北欧では、間接照明など柔らかい光が好まれる。本体の開口部を壁に向け、光をバウンドさせれば、間接照明に。
直接向ければ、灯りそのものを幻想的に鑑賞することができる。そんな工夫もこらされている。