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『ハロー!? ゴースト』キャスト&監督 オフィシャルインタビュー

ウーマンエキサイト
インタビュー 主演チャ・テヒョン


●この映画の出演を決めた理由は?

チャ: コメディでありながら、とてもシナリオが良く練られていて内容が深かった。コメディ作品で、内容が薄くて俳優にだけ依存するような作品だとついオーバーリアクションになりがちだけど、今回はまったくそうではなかったですね。



●今回は1人5役に挑戦でしたが、いかがでしたか?

チャ:これまでも「チャ・テヒョンがワンマンショーをしている」とずいぶん言われてきましたが、今回はそんなレベルじゃないです。一人で担う役割があまりにも大きかったですね。ゴーストたちの登場シーンが多いと思っていたのに、僕が演じないといけない場面が多かったんです。
シナリオを読んだ時は、CGで処理するんだろうなと想像していたのが、とんでもない!全然違ったんです!なんの特殊効果もなく、ゴーストたちが乗り移って、そして出て行くのをすべてひとりで表現しないといけなかった。もちろん効果音ぐらいはつけてくれたでしょうが(笑)。



●意外ですね。CGをたくさん使っていたように思えました。

チャ:キム・ヨンタク監督はこれまでのゴースト映画と差別化するために、生きている人間となんら変わらないゴーストを望んでいたんです。僕が4人のゴーストをおんぶして歩く場面があるのですが、4人の俳優たちを全員ワイヤーで吊るして本当におんぶしたんですよ!ワイヤーの線を消すところはCG処理をしてますが。私よりもおんぶされているほうが苦労したはずです。特に体重の重いコ・チャンソクさんはさぞかし大変だったと思いますよ。




『ハロー!? ゴースト』キャスト&監督 オフィシャルインタビュー


インタビュー ヒロイン役 カン・イェウォン


●完成した映画を初めて見たとき、いかがでしたか?

カン:シナリオの段階で内容は全部知っていたはずなのに、試写では大泣きしました。監督の手腕がすばらしかったのだと思います。終盤のオチは本当に『シックス・センス』を超えるようなオチではないでしょうか(笑)。オチというか本当にシナリオの完成度が高かったのです。シナリオを一気に読んだときからすぐに出演したい、この監督と映画を撮りたいと思いました。私は観客の立場として自分が見たい映画に出演すると決めています。この映画がまさにそうでした。また、チャ・テヒョンさんはすべての女優たちが共演したいと思っている俳優です。
私もずっと共演したいと思っていましたが、こんな形で実現するとは思っていませんでした。嬉しかったです。



●撮影のテンションや感情を維持するため、実生活でもそのような雰囲気作りをするほうですか?

カン:それはないです。私生活にそのような感情を持ち込むとエネルギーを奪われてしまうので、普段は何も考えず、撮影中だけ集中して入り込むよう心がけています。特にヨンスのようなキャラクターは気分の良し悪しがはっきりしておらず、その間をずっと維持していないといけないので、なおさらでした。



インタビュー キム・ヨンタク監督


●俳優陣の演技はいかがでしたか?

キム:全俳優がやりにくい監督だと話していました。既存のコメディを撮るのとは違った演出をしますから。チャ・テヒョンさんもはじめはとても大変そうでした。
普通の監督はもっと笑わせようとするはずが、私が抑えたのです。私が理解しているチャ・テヒョンという俳優はとても深みのある表情ができるのに、コメディ路線ばかりでとても軽く見えていて、ずっと惜しいなと思っていたのです。チャ・テヒョンさんにはこの映画を通して一番シリアスな表情を見せてあげると約束しました。




作品情報

ハロー!? ゴースト

主演:チャ・テヒョン/コ・チャンソク/チャン・ヨンナム/カン・イェウォン ほか

脚本・監督:キム・ヨンタク

6月9日より 新宿武蔵野館ほかにて全国順次ロードショー

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