かつて女性は外見を磨き、その美しさで人生の勝負をかけていく思想が普遍的でした。
しかしそんな風潮も今は昔、スキルや仕事面での安定を求める志向が高まる中、ここ最近ではさらに精神面の向上も重視する方向に進んでいるとか。
心理カウンセラーの栫井利依さんによると、内面=自分自身の評価という視点から考える女性が増えているというのです。
「最近は収入に関係なく、印象磨きより内面磨き系講座に通う女性が増えてきました。どこかで、他人目線で生きる事の空しさを感じていたのだと思います。今、自分磨きに通う女性たちは、『モテる』ことか『印象美人になる』という他者からの評価を上げるもの、会社からの評価といった受け身的なものではなく、自己評価を上げたいのです。」
photo by shuhei fujita
なるほど、たしかに自分自身が納得した自分であることって大事ですよね。そして、そんな女性の意識の変化が消費行動にも反映されているそうです。