「地球の贈り物に出会う」南アフリカの旅(1)ココロときめく、「リトル・カルー」へようこそ!
南アフリカ「リトル・カルー」の早朝は、さまざまな動物たちの目ざめのとき。眠い目をこすりながら早起きをし、広大な大自然の中へと足をふみ入れてみよう。思いがけないトキメキの瞬間が待っているはず。
おそらく日本人の多くが、TVCMを通じて親しみを抱いているかもしれないのがあの「ミーアキャット」。朝イチで大草原へと車を飛ばし、キラキラ輝く日の出と共に、次々と顔を出す愛らしいミーア・ファミリーの立ち姿に、思わず「カワイイ~」と連呼してしまうだろう。
サファリのビッグファイブと呼ばれる1種「アフリカゾウ」は、世界最大と呼ばれるそう。「Malaika(=天使)」、「Jabari(=パワフル)」、「Bulelo(=ありがとう)」という名の3頭の幼いゾウたちと一緒に、朝の散歩にでかけてみるのも忘れられない思い出に。
レンジャーと共にランドローバーに乗り、野生動物を探しながら滞在先の「ビュフェルズドリフト・ゲーム・ロッジ」公園内の朝のゲーム・ドライブに出かける。途中、見晴らしの良い高台でのコーヒー・ブレイクも心地よい。
「リトル・カルー」こと、別名「クライン・カルー」(「クライン」はオランダ語で「小さい」、「カルー」はサン族の言葉で「乾いた土地」)と呼ばれるこの地を代表する、言うなればスター的存在といえば「オーストリッチ」。ドライブの途中、草原あたりを優雅に歩く姿を見かけることもしばしば。