「地球の贈り物に出会う」南アフリカの旅(3) 動物たちとグッドモーニング!
1日の始まりに、出会いの喜びをかみしめたいのが、なんともチャーミングなミーアキャットかも。軽くモーニング・コーヒーを味わった後、それぞれに折りたたみ椅子を持参し、大草原でミーアキャットの出現を待つ。1匹ずつ姿を現した瞬間の感動は今なお忘れられない。
2000ヘクタール以上ある大自然の中にたたずむドゥ・ゼィーコ・ゲスト・ファーム(
De Zeekoe Guest Farm)では、長年のキャリアを持つガイドのデェヴィー・グリニスター(Devey Glinister)さんが、ミーアキャット・アドヴェンチャーズ(
Meerkat Adventures)へと希望者をエスコートしてくれる。
動物が身近な存在の南アフリカで、一度はチャレンジしてみたいのが「ふれあいの時間」。たとえば、1日3食が日課のゾウに朝食用の野菜やフルーツを食べさせてみたり、ひざに座らせてもらう。あるいは馬に乗ってサファリを散策する…などなど、そのスタイルはさまざま。
中でも「カンゴー野生動物園」での体験は、動物好きには絶好のチャンスとなりそう。なにしろ、いつも檻の外から見つめているだけのチーターや子供のトラなどの動物と、実際に触れることができるのだ。
一般的にストレスフルな日々を送る人々にとって、ヒーリング効果もあると言われる「アニマル・セラピー」だが、さすがに南アフリカともなると、そのスケールの大きさに感動する。こうしたさまざまな早朝のアクティビティを十分満喫した後の朝食は、できればテラス席などのアウトドアで自然と向き合いつつ、ゆっくりと味わうのが南アフリカ的スタイルなのかもしれない。
カンゴー野生動物園 CANGO WILDELIFE RANCH
公式サイト
取材協力: 南アフリカ観光局
公式サイト
撮影: 吉澤健太
取材 (&一部撮影):HIROKO USAMI
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