アンリ流パワースポットの廻り方 伊勢国一宮、椿大神社で
来年は二十年に一度行われる伊勢神宮の遷宮年で、いつも以上にお伊勢参りへ出かける人が多くなるのではないかと思います。その前に是非とも立ち寄って頂きたいのが三重県鈴鹿市に鎮座する伊勢国一宮、椿大神社。
三重県は北を椿大神社、南を伊勢神宮で守られているのです。鈴鹿山系の中央にある高山、短山を社とし、古来より自然信仰があった「猿田彦大神」の御神霊を西暦紀元前3年に倭姫(ヤマトヒメ)の御神託により大神御陵前に造営された神社です。
ちなみに倭姫とは、天照大神の御魂を現在の伊勢に導いた立役者。また猿田彦大神とは、天孫降臨の際に二二ギノ命の道案内をした神様で、後に天之鈿女命(アメノウズメノミコト)と夫婦の契を結ばれますが、今でいう結婚ですね。
猿田彦大神はビジネス、縁結びを導き、厄を払いのけて下さる神様として祀られており、天之宇受女命は、芸事の神様として有名ですが、家族和合や夫婦円満など、「縁結びの神」としても信仰されています。また経営の父、松下幸之助はこの神社を厚く信仰したと言われ、多くの著名な財界人らも参拝しています。