渇いた心に潤いがほしいあなたに~ 覗いてみませんか?命の現場から感動エピソード
●患者さんの何気ない一言に(Kさんの場合)看護学校を卒業し、この春から総合病院の整形外科病棟に配属になった男性看護師Kさん。
忙しい日々の中でストレスや焦りを感じたり、理想と現実のはざまで悩んだり、できない自分に落ち込んだりすることも多いそうですが、そんなときはある年配の患者さんから言われた一言を思い出すようにしているそうです。
『入院や手術のことを考えると夜も眠れないほど不安だったけど、あなたがいてくれたおかげで安心して入院生活が過ごせたわ』。
「自分の存在意義が感じられた瞬間でした。技術や仕事は未熟だけど、コミュニケーションをとろうと必死だった自分の姿に気づいて、存在を認めてくれる患者さんが確かにいた。仕事としてやっていることが感謝される、素晴らしい仕事だと気づかされました。人の命を預かる職場ですから責任が重く、絶えず緊張感はありますが、患者さんの笑顔や言葉に励まされながら、充実した毎日を過ごしています。」