渇いた心に潤いがほしいあなたに~ 覗いてみませんか?命の現場から感動エピソード
●患者さんと家族との信頼関係(Mさんの場合)手術と入退院を何度も繰り返していた末期がんの50代の男性患者さんのことが今でも深く心に残っているというMさん。
万一のときは蘇生措置をしないことを希望していた患者さんでしたが、朝方容体が急変したため家族が到着するまではなんとか持ってほしいと、つきっきりで処置を施しながら看病していました。その甲斐あって、奥さんの到着にはなんとか間に合いましたが、到着を待っていたかのように、すぐに息を引き取られました。
「死は避けられないことと頭ではわかっていても、やはり患者さんが亡くなられた時はどうしようもないほどの無力感に襲われます。しかし、このときはご主人が亡くなられたのにもかかわらず、奥さんが私にありがとうと連呼してくれて。『あの人はいつもあなたに感謝していたから、あなたに看取ってもらえて幸せでした』と。患者さんが亡くなられたことは辛いことですが、これほど頼られて、信頼関係を築けたことにうれしさもあり、涙が止まりませんでした。」
仕事で大きな失敗をしてしまった、頑張っているのに評価されない、自分だけが空回りしているように思える、そんなときは思い切って視点を変えてみることも大切。
目の前の失敗や現在のマイナスに思える状況は、その先に待つ成功への単なる通過点ととらえることです。
半年後、1年後、3年後には全く違った状況が待っていることがあるかもしれません。
もしかしたら、悩みながらも仕事に向き合うあなたの姿を見て評価してくれる人が現れるかもしれません。苦しい日々が糧となり、最後に「やりがい」という名の大輪の花を咲かせた、ナースたち。どんな仕事にも隠されたチャンスがあると考えて取り組めば、次に大きな花を咲かせるのはあなたなのかもしれませんよ!
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参考感動の実話に必涙!
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■取材協力:
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