「『酒は百薬の長』という言葉もあり、アルコールはそのリラックス効果で、気持ちの切り替えには効果的。しかし、お酒でのストレス解消には多くの危険が付きまといます。精神的にはストレス解消されたような気になっても、多量に飲めば飲むほど、体内の解毒機能を司る肝臓をはじめ、身体にストレスがかかります。その結果、身体疲労度は確実にアップ。」
「この状態が続くと、日常的に疲労が蓄積されるという悪循環に。また、精神的に衰弱している時にアルコールを摂取すると、飲酒により一時的にストレスから解放される快楽を覚え、そこからアルコールに対して依存が始まる危険性もあります。」と現役看護師さんは注意を促しています。
疲れやストレスを軽減するために飲むお酒で、逆に疲れてしまっては本末転倒ですよね。気をつけたいところです。
■休日の寝だめは逆効果!?連日の残業で寝不足、休日にはたっぷり寝て平日に溜まった疲れを解消しようという人もいるでしょう。
もちろん、普段よりも長い睡眠時間で多少の睡眠不足を補うことは可能ですが、基本的に「寝だめ」はできないようです。
また、休日に長時間の睡眠をとることで、睡眠と覚醒のリズムが崩れ、かえって寝つきが悪くなったり、体のだるさや頭痛などを感じたりすることもあるのです。最近の研究では、休みの日に長時間睡眠をとる人ほど「不眠」や「抑うつ」を訴える割合が高いことも明らかになっていますので、休日は寝てばかり…という人は気を付けてください。
■ショッピングでのストレス解消は要注意女性のストレス解消法として、ポピュラーな買い物という手段にも注意が必要なようです。