要注意！ 悪循環のストレス解消法!?

「ストレス解消にショッピングも有効なのですが、慢性的なストレスを抱えている人には要注意。なぜなら、買い物でのストレス解消はあくまでも一時的なものなので、アルコールと同じく依存がはじまる危険性があります。『欲しいもの』『自分にとって必要なもの』を手に入れる喜びではなく、『買う』という行動に快楽を求めるようになってしまうと、経済力を省みずに高額な商品や不要なものまで購入するなど、違ったトラブルを引き寄せかねません。」

「また、依存症とまではいかずとも、ストレスの衝動買いは、あとで『なぜこんなものを買ってしまったのか』と罪悪感にさいなまれたり、支払いのことを考えて憂鬱になったりと新たなストレスを生む原因にもなってしまいます。まずは、衝動買いにはキリがないということを理解して、より大きな刺激を求めるような買い物は避けましょう。」とうかがいました。

特に家の中で気軽に購入できるネットショッピングは要注意ですね。

■ストレスを上手に解消するには？看護師さん曰く「入浴」や「ドライブ」といった気分転換をすることがオススメとのこと。「気分に合わせた入浴剤を入れる」「ひとりの時間を作って少しだけ遠出をする」など、日常を一瞬でも切り離せる時間を持つことが大事。

他の看護師にも聞いてみましたが、「思いっきり泣く！」、「パン作りで、力の限りこねた生地がフワフワに膨らむと達成感でいっぱいに」「お気に入りのハーブティを手にベランダで星空観察」などもありました。ストレス解消上手のナースに共通していることは、ストレスを感じたら日々手軽にできることを実践しているようです。

看護師が普段、辛い事や厳しい事を乗り越えられているのは、都度ストレスを解消していって「溜めない方法」を知っているからかもしれませんね。

例に挙げたものであっても、むやみに刺激を求めず限度や節度を知って行うことで効果的なストレス解消法になります。日々できるあなたなりの気分転換の方法を見つけてみてはいかがでしょうか。

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■取材協力：リクルートの看護師求人・転職パートナー「ナースフル」