人気子役、望結ちゃんの夢は、演技のできるスケーター? スポーツイヤーの幕開けイベント開催
東京国際フォーラムで「スポーツ祭東京2013~ここからはじまる、2013東京スポーツイヤー。~」のキックオフ・フェスティバルが2012年12月9日(日)に開催された。会場には、1日スペシャルサポーターとして、トリノ五輪女子フィギュアスケート選手の村主章枝さんと、ドラマ「家政婦のミタ」で一躍人気子役タレントとなった本田望結ちゃんが駆けつけた。
「スポーツ祭2013」とは、来年2013年に東京都で行われる第68回国民体育大会(国体)と、第13回全国障害者スポーツ大会を一つの祭典として開催するもの。さらに2013年9月20日には2020年のオリンピック・パラリンピックの開催都市が決定される予定。このスポーツイヤーの幕開けとして、キックオフ・フェスティバルの開催となった。
開会セレモニーには村主選手、望結ちゃんのほか、ロンドン五輪競泳女子400メートルメドレーリレー銅メダリストの加藤ゆか選手、3大会連続パラリンピック出場を果たした女子走幅跳びの佐藤真海選手も出席。開場を待ち受けるたくさんの来場者の前で、「スポーツ祭東京2013」のマスコットキャラクターである「ゆりーと」をあしらった氷のモニュメントの除幕が行われた。
そして、村主選手と望結ちゃんは、1日スペシャルサポーターとしてこのフェスティバルやスポーツを盛り上げていくことを宣言。その言葉のとおり、フェスティバルのさまざまなプログラムに参加した。
東京都のPRステージイベントでは、村主選手のほか開会セレモニーのアスリートメンバーがそのまま出演し、スポーツにまつわるパネルディスカッションを実施。
とっておきの練習プログラムとして、村主選手が片足立ちでもう一方の足を耳に当てるほど開脚するストレッチ、加藤選手が「ワニ」のように四つん這いの低い姿勢でのしのしと歩く準備体操を披露すると、アスリートの持つ身体能力の高さを感じるデモンストレーションに会場も沸いた。
また佐藤選手は、義足を競技用の義足に履き替え、ウォーミングアップを実演。村主選手は普段見る機会のあまりない義足について「競技用と普段使うものとの違い」を質問するなど、興味津々の様子だった。
PRには途中から望結ちゃんも参加。トップアスリートに「自分の競技以外で好きなスポーツはなんですか?」と質問。
各選手の回答に驚いたり笑ったりと子どもらしい表情を見せた。