亡き恋人を想う気持ちはどうなる? 2人の結末はあなたが決める新感覚ドラマ
「ラヴコンシェル」に登録した男性、憲路について、演じた柳下さんに尋ねると「車の営業をやっている普通の社会人です。1年前にプロポーズした彼女を失って、その人のことが忘れられずにいる男性です。だから、そんなに明るい感じではないですね」との答えが。
今回のストーリーは、ちょっと影を感じさせるお話のようだ。
撮影の合間に笑顔で取材に答えてくれたお二人だが、実はなんと全5話を、たった二日で撮影したというからハードだった模様。
「1話ごとにカメラを止めないで、1カットで撮ったので、舞台のお芝居をやっているような感覚でした」と柳下さん。小林さんも「その分、どっぷり(役に)入れるから楽しかったです」と笑顔で応じる。
さらに、「つながった相手が憲路とわかって、彼が恋人のお葬式に来なかった理由とか、いろいろわかっていくことがあったりして、すごく切なくなりました。ああ、こんなに好きだったんだと思うと、すごく苦しくて。それを同じ日に撮れるから感情も素直に悲しくなったんです」と、役にどっぷり入り込んだからこその気持ちを語ってくれた。
コミカルだったり、サスペンスフルだったり、毎週いろんな話がある『ラヴコンシェル』だが、今回のストーリーは、「死んだ人の残り香にとらわれている二人のお話だから、やっぱり胸が痛くなります」という小林さんの言葉から想像すると、ぐっと胸にくる物語のようだ。