ほぼ原音で上映されるMISIAのライブが凄い! 王様席で「つつみ込むように…」感涙視聴
音の良さを改めて実感させられたのが、バラード調の「明日へ」。メタリックな衣装からブラックドレスに衣装チェンジしたMISIAが語りかけるように熱唱する同曲では、ブレスのタイミングも音として拾われており、会場の空気感という実体のつかめないものまでもが音で表現されているような印象がある。
無音も無音として表現され、息を呑んで聴き入る観客たちがかもし出す張り詰めた緊張感が、手にとるようにわかる。それはまるで画面上に映し出されるライブ映像の中に、自らが一観客として溶け込んでしまったかのよう。
ひとつひとつの歌詞を聞き流すことを許さない力強さも、音にこもっている。MISIAが発する言葉、詩を聴かせるための音…、上映終了後にはそんな言葉が頭に浮かんだほどだ。
広々としたスペースには座席が用意されている。高性能のスピーカーとアンプの最高のセッティングによって、どこに座っても問題はない。
だが「より良く視聴するためのとっておきの位置がある」と戸野本さんは言う。「前から数えて3列目のオレンジ色のソファーの真ん中が、セッティングの中心席。スピーカーの向いている角度から考えて、一番のベストポジションなんです」とのこと。
オープン当日は平日だったが、座席にはファンと思われる人々の姿が。それぞれ思い思いに画面を見つめていたが、1曲目が終わるころには、それが映像であることを忘れたように体を動かし、リズムを刻んでいた。中には涙ぐむ人も…。この感動をぜひ体験してほしい。
『MISIA SUPER BEST RECORDS ‐15th Celebration‐』発売記念特別イベントは、3月8日まで開催中。
お問い合わせ:ソニービルtel.03-3573-2371
公式サイト
【イベント概要】
期間:2月14日(木)~3月8日(金)
※2月18日(月)は休館日のためイベントはございません
会場:東京・銀座 ソニービル8階 コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス)他
住所:東京都中央区銀座5-3-1
時間:11:00~19:00 ※入場無料・入退場自由
長崎ハウステンボスの冬イルミネーション「白銀の世界」2025、真っ白に輝く幻想的な銀世界