たったワンスプーンのヨーグルトで、便秘や下痢が改善!?
ヨーグルトは体にいいと耳にすることはあるけれども、具体的に何がどう効くのか、どんな効果があるのか、よくわからないというのが本音かもしれない。そこで、さまざまなヨーグルトを販売している森永乳業によるマスコミセミナーで話を訊いてみた。
開催されたのは、「ビフィズス菌BB536に関する最新報告 ビフィズス菌BB536を含むヨーグルトの少量での整腸作用~ワンスプーンでの生活への取り入れ方~」。ヨーグルトと言えば、ビフィズス菌がとにかく有名だが、さて一体どんな働きをしているのだろう。
■全ての現代人の腸が危険にさらされている!?松生クリニック院長で医学博士の松生恒夫先生によると、現代人は「停滞腸」という症状を訴える人が増えているという。本来、腸は消化吸収だけでなく、免疫機能にも大きく影響しているのだが、「停滞腸」では腸の運動が弱くなったり止まってしまったりするのだとか。
「停滞腸」の原因は、主に欠食やダイエット、ストレスや運動不足なので、現代人の多くは「停滞腸」になる可能性が高い。「停滞腸」になると、老廃物がうまく排出されず体内に貯留し、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルをはじめ、腹部膨満感や腹痛の原因にもなってしまうから注意が必要なのだそう。
そこで、こういった状況に対応するためにおすすめなのがヨーグルトだという。ヨーグルトなどに含まれるビフィズス菌や乳酸菌には整腸作用がある他、ビフィズス菌は乳酸や酢酸を作りだすので腸内環境をよくしてくれるためで、特に毎日続けることが大切と、松生先生は訴えている。