「自分は大丈夫」と思ってない? アラサー女子が知っておきたい女性特有の疾病のこと

現在、女性のがんの中で罹患率No.1といわれる乳がんや、20~30代の若い女性に増えているという子宮頸がん。がんは年齢が若いほど進行も早いといいます。「自分はまだ大丈夫」「病院に行くほどの症状はないから」と思わずに、自分の体は自分で守る、という意識が必要です。
「自分は大丈夫」と思ってない? アラサー女子が知っておきたい女性特有の疾病のこと
■アラサー世代が気をつけたい女性特有のがんとは?20~30代に多い女性特有のがんには、乳がんと子宮頸がんがあります。

<乳がん>
乳がんは、乳腺(母乳を作るところ)にできる悪性腫瘍です。女性のがんの中ではもっとも罹患率が高く、なんと女性の16人に1人が乳がんにかかるといわれているほど。

乳がんにかかるリスクは40~50代がピークといわれていますが、近年では30代での発症が増加傾向にあり、20代での発症例も少なくありません。女性の罹患率の高い乳がんですが、がんが小さいうちに発見できれば、ほぼ完治することも多いようです。


<子宮頸がん>
子宮がんには子宮頸がんと子宮体がんとがありますが、中でも若い世代に発症者が増えているのが子宮頸がん。子宮の入り口付近の細い部分である「子宮頸部」にできる悪性腫瘍です。

子宮頸がんは、女性のがんの中では乳がんの次に罹患率の高い病気であり、とくに20~30代の女性ではもっとも発症率が高いがんです。

子宮頸がんの原因のほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスによる感染です。ウイルス感染を防ぐ効果のあるワクチン接種により、予防ができる唯一のがんでもあります。


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