普通預金から使う分だけお金をおろしていたら、気づけばお給料日には残高ゼロ、なんてことになっていませんか?
「ついうっかり使い過ぎ」を防ぐための手軽で確実な方法が、定期預金です。定期預金とは、いつでも出し入れができる普通預金とはことなり、一定の期間を決めて預ける方法のこと。
原則として満期日まで引き出しができない代わりに、普通預金に比べると利息が高くなっています。
定期預金の預け入れ期間は、1ヵ月、2ヵ月、と短いものから、長いものでは5年、10年に渡るものも。最近では、なんと1週間からOKの定期預金も登場しています。
■定期預金で上手にお金を貯めるには好きなときにお金を引き出すことができないのは、普通預金に比べて不便な点ではありますが、これは「貯金」という観点から見れば逆にメリットになります。
お給料が振り込まれたり生活費に使ったりする普通預金と口座をきちんと分けることで、貯金をしっかりと確保することができるのです。
定期預金はある程度まとまった金額でないと預けられないというイメージを持っている人も多いかもしれませんが、銀行によっては1円から預けることが可能です。
ただ、あまり金額が低いとその分利子も低くなってしまうので、預け入れ可能な金額と、各銀行のサービスをよく見極めるようにしましょう。
また利子は預け入れ期間によっても変わり、一般的には期間が長いほど利子も高くなります。でも、欲張って長期間に設定して、いざお金が必要なときに足りなくなっては困りますよね。
まずは金額、期間ともに無理のない範囲で、しばらく使う予定のないお金を定期預金に移すところから始めてみましょう。