できれば定期的に、病院で診察や検診を受けることをお勧めしますが、現実は忙しくてなかなか難しいですよね。そこで自分でできる、これだけは実践してほしいポイントをいくつかお教えします。
健康なカラダを維持するためには日頃から自分のカラダと対峙し、ちょっとしたシグナルをも見逃さないことが大事です。
■ポイント1:基礎体温を計る毎朝起きる前に婦人体温計(下二桁まででるもの)で舌の下の部分で体温を計ります。女性の体温はホルモンのバランスで変化します。女性の体温は、月経から排卵までは体温が低い低温期、排卵日周辺が最も低く排卵後を境に急速に体温が上がりだし、高温期へと推移します。生理周期を知るためにも基礎体温を測ることがベースとなります。
■ポイント2:自分の生理周期を知る生理周期とは、生理初日を一日目として次の生理が開始する前日までの日数のことを言います。
個人差はありますが、だいだい25日~28日周期で生理が来て、約3~7日間続きます。
また、生理が始まって2週間後ぐらいに「排卵」が起こり、この時に最も体温が低くなります。周期が30日超の人は、当然毎月来るわけではなく、逆にもっと短い周期の人は月2回ある人もいるわけです。
心のバイオリズムがあるように、カラダにもバイオリズムがあり、それは人それぞれなのですね。最低4サイクルは記録を取って下さいね。卵巣は二つあり、左右交互に排卵をするので周期にばらつきが出たりするためです。
■ポイント3:簡単検温&管理のススメ基礎体温をつけるのは面倒かと思いがちですが、便利な携帯コンテンツやスマホアプリも登場し、カラダの管理がとても簡単になりました。婦人体温計の機能もアップし、ほんの数十秒で計測可能なものやデータを記録でき、更にそれをPC、スマホに転送できるといった簡単で便利な機能が充実してきました。
忙しい人もこういったアイテムを利用しながら楽しく健康チェックができます。