ローカルな旅を南アフリカで(2) 大自然に抱かれて過ごす、感動のサファリ
南アフリカ観光のハイライトのひとつ、ゲーム・ドライブ(サファリ)。ここでは日常の生活から離れ、大自然の中で感動のアフリカ体験が待っていた。
■ブッシュに溶け込んだラグジュアリーなサファリ・ロッジリンポポ州とムプマランガ州にまたがり、アフリカを代表する野生動物保護区であるクル―ガ―国立公園。近くの道路には、「カバに注意!」の標識が。もうすぐ出会える動物たちに期待は膨らみ、サファリ気分も盛り上がってくる。
今回行ったサファリ・ロッジは、クル―ガ―国立公園に隣接するモツワリ・プライベート・ゲーム・リザーブ(Motswari Private Game Reserve)。バンガローは全15室で、それぞれが自然と調和した温かいデザイン。オーナーは女性アーティストということで、アフリカンティストの彼女の作品があちこちに飾られている。
このロッジでは、周りの自然を存分に味わってほしいという想いから、あえてスパやジムなどは用意されていないが、敷地内にはフェンスがなく動物たちが自由に移動できるようになっている。つまり、ロッジにいながらにして動物を間近に見ることができるのだ。
部屋に入って外を見ると、目に飛び込んできたのはすぐ近くの川で水を飲んでいる象の姿! そのため、部屋のすぐ近くにまで動物たちがやってくるので夜間の一人歩きは禁止されていて、自分の部屋から少し離れたバーやレストランへ行くにもレンジャーが同行してくれる。
サファリ・ロッジの基本的なスケジュールは、早朝と夕方の1日2回のサファリと1日3回の食事。それ以外の時間は、各自でのんびりとリラックスして過ごす。少し遅めのランチを済ませた後は、オープン四駆車に乗り込み、レンジャーとトレッカーと共にいざサファリへ!